- Home
- タクシードライバー奮闘記
- 第8話 隔日勤務という働き方〜20時間を超える長い一日〜
ブログ
9.52026
第8話 隔日勤務という働き方〜20時間を超える長い一日〜

タクシードライバーの働き方で、多くの方が驚くのが**「隔日勤務」**です。
隔日勤務とは、1日おきに勤務するスタイルで、1回の勤務時間は15〜20時間ほど。
朝に出勤し、翌日の朝まで働きます。
勤務が終わると、その日は**「明け番」**となり、自宅でゆっくり休むことができます。
その翌日に再び出勤する。
このサイクルを繰り返す働き方です。
一般的には月11〜13回ほどの乗務となり、月の半分以上が休みになります。
また、勤務中には法律で決められた休憩や仮眠時間を合計3時間ほど取ることになっています。
私が勤務していたタクシー会社は24時間365日営業。
勤務は**「3S1W」**というローテーションでした。
これは、
・隔日勤務を3回繰り返し、
・その後に公休が1日入る、
という7日間のサイクルです。
地域密着型の会社だったため、無線配車が入ると次々にお客様のもとへ向かいます。
繁忙期になると、ほとんど一日中ハンドルを握っていることも珍しくありませんでした。
それでも、不思議と苦痛には感じませんでした。
私たちの世代は、若い頃から車が大好きな人も多く、「運転そのもの」が好きだった時代です。
だから長時間の運転も、それほど苦にはならなかったのかもしれません。
ただし、早番・中番・遅番など勤務時間はさまざまで、生活リズムは不規則になります。
体調管理はとても重要でした。
一方で、この働き方には大きなメリットもあります。
月の半分以上が休みになるため、平日に用事を済ませたり、趣味や家族との時間を持ったりすることができます。
私は、その時間を有効活用しようと考えました。
「タクシーに乗る日以外の18日間を、どうすればもっと有効に使えるだろう。」
そんなことをいつも考えていました。
副業にも挑戦しました。
収入を増やし、自分の可能性を広げたいという思いがあったからです。
しかし、その一方で長時間運転を続ける仕事には、常にリスクも伴います。
どれだけ安全運転を心掛けていても、防げない事故がある。
その現実を、私は身をもって知ることになるのでした。
次回予告
第9話 もらい事故が教えてくれたこと
〜安全運転だけでは守れない現実〜
─────────────────
📚 シリーズ一覧
👉 このシリーズを最初から読む
⬅ 前の記事
➡ 次の記事
🌿 あわせて読みたい
コメント
この記事へのトラックバックはありません。







この記事へのコメントはありません。