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第14話じゅん坊の人生シリーズ 14店舗を任された男 〜人生最大の挑戦が始まる〜

じゅん坊の人生シリーズ 第14話

14店舗を任された男 〜人生最大の挑戦が始まる〜

単身赴任生活も4年が過ぎた頃でした。

ある日、一本の電話が鳴りました。

相手は社長です。

そして開口一番、

「松浦、福岡に帰って来い。」

突然の電話でした。

しかし、その言葉の裏には大きな責任が待っていたのです。


突然の辞令

実は私の直属の上司が病気療養に入ることになりました。

そのため急遽、後任が必要になったのです。

そして私に下された辞令は、

直営店14店舗のトータルマネージャー。

予想もしていなかった人事でした。

これまで南九州エリアを担当しながら店舗支援を行ってきましたが、今度は九州全域の直営店を管理する立場になります。

嬉しさよりも、

「本当に自分に務まるのだろうか」

という不安の方が大きかったことを覚えています。


大分県生活7年の終わり

大分県へ転勤してから7年。

本当に色々なことがありました。

家族で暮らした時間。

単身赴任になった時間。

海外研修。

店舗支援。

たくさんの出会い。

たくさんの思い出。

大分を離れることになり寂しい気持ちもありました。

一方で、

家族のいる福岡へ帰れる喜びもありました。

嬉しい気持ちと寂しい気持ち。

その両方が入り混じった複雑な心境でした。


店長から始まった道

振り返ると、

18歳でパン職人になった私が、

店長になり、

営業マンになり、

南九州エリアマネージャーになり、

そして九州直営店14店舗を統括する立場になろうとしていました。

人生は本当に分からないものです。

あの頃の自分に話しても信じないでしょう。

人見知りだった私が、

多くの店舗をまとめる仕事を任されるのですから。


責任の重さ

14店舗を任されるということは、

14人の店長と向き合うということです。

さらにその先には多くのスタッフがいます。

店舗数が増えれば、

課題も増えます。

売上の問題。

人材育成。

在庫管理。

店舗運営。

考えるべきことは山ほどありました。

プレッシャーも当然ありました。

しかし不思議と逃げたいとは思いませんでした。


現場主義を貫く

私には一つだけ決めていたことがあります。

それは、

「現場主義を貫くこと」

でした。

管理職になると机の前で仕事をする時間が増えます。

会議も増えます。

資料も増えます。

しかし私は、

答えは現場にある

と考えていました。

だから今まで以上に店舗へ足を運びました。

店長と話し、

スタッフと話し、

売場を見て、

お客様の声を聞く。

机の上では見えないことが現場にはあります。

私はその姿勢だけは変えませんでした。


仲間に支えられて

もちろん私一人の力で14店舗を運営できるわけではありません。

各店舗には優秀な店長がいました。

ベテランスタッフもいました。

本部の仲間もいました。

私ができることは、

みんなが力を発揮できる環境を作ること。

そのために走り続けました。

そして何より、

これまで現場で一緒に汗を流してきた経験が私の支えになっていました。


あとがき

大分県で過ごした7年間。

単身赴任生活。

家族との別居。

海外研修。

店舗支援。

そのすべてが私を成長させてくれました。

そして今、

人生最大とも言える挑戦が始まろうとしていました。

直営店14店舗のトータルマネージャー。

責任は大きい。

しかし、それ以上にやりがいを感じていました。

あの頃の私は思っていました。

「これが私の管理職人生のゴールだ。」

と。

しかし人生は、そう簡単には終わりませんでした。

次回予告

第15話 さらなる辞令 〜FC加盟店29店舗統括への挑戦〜

直営店14店舗を任された私に、再び社長から辞令が下ります。

予想もしなかった新たな挑戦。

九州全域のFC加盟店29店舗を統括する日がやってきました。

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