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第7話 一人暮らしになった母〜父を見送った後、一人で暮らすことになって〜

父を亡くした母の変化

父が亡くなり、母は一人暮らしになりました。

長年連れ添った父を突然失った悲しみは、私たちが想像する以上に大きかったのだと思います。

しばらくして母は、気持ちが沈み込み、元気をなくしていきました。

「体中を虫が這って痒い。」

「畳にダニがいる。」

「エアコンから虫が飛んでくる。」

そんな話をするようになりました。

私たち家族は、母の言葉を頭ごなしに否定することはしませんでした。

それほど父を失った喪失感が大きかったのだと感じていたからです。

母の弟は、新しいエアコンを買ってくれました。

次男の兄は、畳を新しく張り替えてくれました。

そして私は、少しでも掃除が楽になるようにと Dyson の掃除機をプレゼントしました。

それぞれができることを考え、母を支えようとしていました。

母にとって、父との別れはあまりにも早すぎたのでしょう。

夫婦として歩んできた長い年月は、一人になった現実を受け入れるには、あまりにも重かったのです。

家族みんなで母を支えながら、「少しでも笑顔を取り戻してほしい」と願う毎日でした。


次回予告

第8話
妹が支えてくれた母の暮らし

父を亡くした母のそばには、いつも妹がいました。

家族だからこそできた支え合いの日々を振り返ります。

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