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第6話 67歳で父を亡くした日〜親は永遠ではなかった〜

親は永遠ではなかった

私が30代後半の頃、父は67歳でこの世を去りました。

病名は、肺気腫からの肺炎でした。

「親はずっと元気でいてくれる。」

どこかでそんなふうに思っていた私は、突然訪れた別れをすぐには受け入れることができませんでした。

その頃の私は、仕事も忙しく、自分自身は健康そのものでした。

大きな病気をすることもなく過ごせていたのは、丈夫な体に産み育ててくれた両親のおかげだったのだと、今では心から感謝しています。

子どもたちは少しずつ成長し、私自身も年齢を重ねていきました。

そして50代に入った頃から、今度は母のことが気になるようになりました。

一人暮らしになった母は、元気に過ごしているだろうか。

困っていることはないだろうか。

若い頃には考えもしなかったことを、自然と気に掛けるようになっていたのです。

親は永遠ではありません。

だからこそ、一緒に過ごせる時間を大切にしなければならない。

父との別れは、そのことを私に教えてくれました。


次回予告

第7話
一人暮らしになった母

父を見送った後、一人で暮らすことになった母。

離れて暮らす息子として、私が感じたこと、そして母との時間についてお話しします。

します。

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