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8.312026
第4話 一本の電話が人生を変えた〜地元タクシー会社との運命の出会い〜

自家用車での送迎に限界を感じ、私は再び求人誌を開きました。
そこで目に留まったのが、地元タクシー会社の求人です。
「やってみよう。」
そう思い、恐る恐る電話をかけました。
「あの…求人誌を見たんですけど…。」
すると担当者の方が優しく話しかけてくれました。
「何かご質問はありませんか?」
しかし私は、タクシー業界のことを何も知りません。
「タクシー運転手について、何を聞いたらいいのかも分からないんです。」
すると、思いがけない言葉が返ってきました。
「そんな方を、私たちは待っているんですよ。」
「えっ?」
驚く私に担当者は続けました。
「経験がない人は真っ白ですから、変な癖がありません。長年タクシーに乗っている経験者より、新しいことを素直に吸収してくれるんです。」
その言葉に、不安だった気持ちが少し軽くなりました。
とはいえ、正直なところ自信はありませんでした。
その理由は……
私は昔から方向音痴だったのです(笑)。
「本当に自分にできるのだろうか。」
そんな不安はありました。
それでも働かなければ生活できません。
家族を守るためには、一歩踏み出すしかありませんでした。
こうして私は、タクシードライバーという未知の世界へ飛び込む決意をします。
ここから、笑いあり、涙あり、そして数え切れないほどの経験を積むことになる**「タクシードライバー奮闘記」**が始まったのです。
次回予告
第5話 二種免許取得への挑戦
〜50歳で通った二度目の教習所〜
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