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第4話 一本の電話が人生を変えた〜地元タクシー会社との運命の出会い〜

自家用車での送迎に限界を感じ、私は再び求人誌を開きました。

そこで目に留まったのが、地元タクシー会社の求人です。

「やってみよう。」

そう思い、恐る恐る電話をかけました。

「あの…求人誌を見たんですけど…。」

すると担当者の方が優しく話しかけてくれました。

「何かご質問はありませんか?」

しかし私は、タクシー業界のことを何も知りません。

「タクシー運転手について、何を聞いたらいいのかも分からないんです。」

すると、思いがけない言葉が返ってきました。

「そんな方を、私たちは待っているんですよ。」

「えっ?」

驚く私に担当者は続けました。

「経験がない人は真っ白ですから、変な癖がありません。長年タクシーに乗っている経験者より、新しいことを素直に吸収してくれるんです。」

その言葉に、不安だった気持ちが少し軽くなりました。

とはいえ、正直なところ自信はありませんでした。

その理由は……

私は昔から方向音痴だったのです(笑)。

「本当に自分にできるのだろうか。」

そんな不安はありました。

それでも働かなければ生活できません。

家族を守るためには、一歩踏み出すしかありませんでした。

こうして私は、タクシードライバーという未知の世界へ飛び込む決意をします。

ここから、笑いあり、涙あり、そして数え切れないほどの経験を積むことになる**「タクシードライバー奮闘記」**が始まったのです。


次回予告

第5話 二種免許取得への挑戦

〜50歳で通った二度目の教習所〜

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