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9.212026
第1話 四人兄弟の三男坊として生まれて〜順次という名前に込められた想い〜

大人になって振り返る親孝行
親になって初めて、親の有り難さがわかることってありますよね。
私は四人兄弟の三男坊として生まれました。
兄が二人、そして六歳離れた妹が一人います。
男の子が二歳違いで三人続けて生まれたので、父からはよくこんな冗談を言われました。
「順番に次々と生まれたから、順次(じゅんじ)という名前にしたんだよ。」
子どもの頃は「またお父さんが冗談を言っている」と笑っていましたが、今でもその話を思い出すと自然と笑顔になります。
もちろん本当の由来は違うのかもしれません。
それでも、家族で笑い合える思い出として、私の心の中に残っています。
四人兄弟で育った我が家は、決して裕福ではありませんでした。
それでも両親は、私たち兄弟を一人ひとり大切に育ててくれました。
今、自分が親となり、そして祖父となったからこそ、当時の両親の苦労や愛情が少しずつ理解できるようになりました。
あの頃は当たり前だと思っていた毎日が、本当はとても幸せだったのだと、今になって気づきます。
親孝行というのは、親が元気なうちにするもの。
そう思っていても、なかなか思うようにはできませんでした。
だからこそ、この人生シリーズを書きながら、両親への感謝の気持ちを少しずつ形に残していきたいと思っています。
次回予告
第2話
何でもお下がりだった子供時代
〜それでも毎日が楽しかった〜
洋服も、机も、ランドセルも、みんな兄のお下がり。
それでも毎日笑って過ごせた、昭和の子ども時代をお届けします。
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