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第3話 妹が生まれた日〜家族みんなの宝物〜

家族みんなが待ち望んだ女の子

私が小学校一年生の時、六歳離れた妹が生まれました。

男ばかり三人兄弟だった我が家に、待望の女の子が誕生したのです。

その日は家族みんなが大喜びでした。

父の名前は輝幸(てるゆき)。

長男は幸一で「幸」の字を受け継ぎ、妹はてるみと名付けられ、「輝(てる)」の読みを受け継ぎました。

兄と妹で父の名前を分け合ったような素敵な名前です。

そして私は……

順次。

「私だけ関係ないやん(笑)」

そんなことを思ったこともありましたが、父が話してくれた「順番に次々と生まれたから順次」という冗談は、今でも忘れられない家族の思い出です。

妹は家族みんなのアイドル。

父も母も、三人の兄も、みんなが目に入れても痛くないほど可愛がっていました。

そんな中、三男坊の私はというと……

元気いっぱいの悪ガキ街道まっしぐら。

外で遊び回り、いたずらをしては叱られる毎日でした。

今思えば、妹が可愛がられていた分、私は自由気ままに育ててもらったのかもしれません。

四人兄弟で過ごした子ども時代は、にぎやかで笑いの絶えない毎日でした。


次回予告

第4話
怖かった父と母
〜今だから分かる親の苦労〜

今では考えられないほど厳しかった昭和の子育て。

空手着事件、湯呑み事件…。

四人の子どもを育てた両親の愛情と苦労を、今だからこそ振り返ります。

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