ブログ

第14話 母との大げんか〜それでも家族だから〜

思いが強いからこそ、ぶつかり合う

インターネットで調べていると、介護施設を無料で紹介してくれる斡旋サービスがあることを知りました。

地域や年齢、予算などの条件を入力すると、それに合った施設を紹介してくれます。

しかも、施設との面談には担当者が同席してくださり、私たち家族の相談にも親身に乗ってくれました。

仕事の合間を縫って、紹介担当者や施設の方と何度も連絡を取り、母とも何度も話し合いました。

「ここなら安心して暮らせるよ。」

そう何度説得しても、母は首を縦に振りません。

住み慣れた家を離れたくない。

その気持ちも痛いほど分かります。

でも、このまま一人暮らしを続けることへの不安もありました。

何度も同じ話を繰り返すうちに、私も感情を抑えきれなくなり、

「もう知らん! 好きにしたらいい!」

と、強い口調で言ってしまったこともありました。

今思えば、母も不安でいっぱいだったのでしょう。

そして私も、「母を守りたい」という気持ちが強すぎたのだと思います。

親の心子知らず。

そんな言葉がありますが、あの頃はまさにその逆。

**「子の心、親知らず」**だったのかもしれません(笑)。

家族だからこそ遠慮なく言い合える。

家族だからこそ、本気でぶつかり合う。

そんな時間も、今では大切な思い出です。


次回予告

第15話
ようやく見つかった新しい住まい

長い時間をかけた施設探し。

母がようやく決心した、新しい生活の始まりをお話しします。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


ページ上部へ戻る